2025年10月に中国がレアアース(希土類)輸出規制強化の方針を打ち出し、その報復としてトランプ大統領が100%の追加関税をほのめかしました。
現時点ではこの話は収束していますが、この影響で米国株をはじめ、仮想通貨などの価格が下落しました。
筆者はこれをチャンスと捉えて、仮想通貨を短期売買を目的として押し目買いしましたが、その後、価格は更に下落し、2025年11月末時点で含み損を抱えてしまっています。
このような経験をされた方は多いのではないでしょうか?
この記事では、含み損を抱えてしまった時の投資戦略と、心を平穏に保つ考え方をまとめたいと思います。
購入時の振返りと現在の状況
こちらの記事で、ソラナ円、ビットコイン円を購入した時の方針を記載しました。
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[投資報告]仮想通貨で短期トレード開始|トランプ大統領の追加関税100%予告
仮想通貨を押し目買い トランプ大統領の中国への追加関税発言により、仮想通貨の相場が下落しました。 以下のように、一時的な下落と予想して、リスクを抑えての少額で短期トレードしてみます。 すぐに元の値に近 ...
当時は「押し目」と判断してエントリーましたが、その後、大きく下落しました。
また、下落が鮮明になった段階で手仕舞う予定でしたが、間に合いませんでした。
このような状況での次の一手を考えたいと思います。
ソラナ円 買いポジション 途中経過
SOLJPY 買い 平均約28,700円 現在値約21,000円

ソラナ円が買値から2割以上下落しました。急な下落であったため、損切りを躊躇してしまいました。
しかしながら、少額で投資しているため追加購入の余裕は十分にあります。
このような下落も想定して、追加購入ができるように予め少額に抑えておいたということです。
チャートを見てみると、下値抵抗線のひとつに近づいてきているように見えます。
また、最高値からは6割ぐらい下落しており、スイングトレードであれば買いを入れてもいい水準だと考えられます。
ただし、ソラナは発行上限のない仮想通貨であり、長期的に見るとインフレ傾向(価格の下落圧力)があります。
それを頭の片隅に置いて、下落が落ち着いたら追加購入を検討する方針に転換したいと思います。
ビットコイン円 買いポジション 途中経過
BTCJPY 買い 平均約17,420,000円 (全体平均約6,500,000円) 現在値約13,500,000円

ビットコイン円が買値から2割近く下落しました。
しかしながら、こちらも少額で投資しているため追加購入の余裕は十分にあります。
実は2,3年前に購入した分があり、それを合わせると全体の買値平均はずっと低い価格になります。
つまり、既に利益が乗ったポジションがあり、今回は同じ銘柄を追加で少額で購入したということです。
チャートを見てみると、下値抵抗線に近づいてきているように見えます。
このまま反発して上昇してもおかしくないチャートに見えます。
しかし、ちょうど4年前を見ると、下値抵抗線を割り込んで結果的に約7割ほど下落しています。
「4年」はビットコインのアノマリーのサイクルであるため、今回も下値抵抗線を割り込むことが十分に考えられます。
ただし、ビットコインは発行上限のある仮想通貨であり、長期的に見るとデフレ傾向(価格の上昇圧力)があります。
それを頭の片隅に置いて、このまま下落するか、下落が落ち着くか、落ち着くことを見越して追加購入するか検討する方針に転換したいと思います。
含み損を抱えてしまった時の心の安定
買った銘柄が下落するのは普通によくあることです。
下落することを見越して、以下のようにエントリーします。
- 価格が上昇する銘柄を予め選別しておく。
- なるべく価格が下がった時にエントリーする。
- 下落を見越してナンピンしても全く苦しくないぐらいの少額でエントリーして、下落がきた場合は更に低い価格で買えるチャンスと捉える。
- 期待通り上昇したら全体で損にならないところに逆指値を入れて追加購入する。
- 他の投資対象もなるべくたくさん決めておき、特にアクションを起こせない状況では、余力資金を他の投資対象に向ける。
投資対象を長期的に見て上昇するものだけに選別し、余力を持って投資すると、心穏やかに投資することができるでしょう。
まとめ|含み損は「失敗」ではなく“戦略の一部”
含み損を抱えるのは投資家にとって日常的な出来事です。
重要なのは、
「下落を前提とした資金管理」と「長期的価値を持つ投資対象を選ぶこと」。
これらを徹底すると、
不安に振り回されず落ち着いて投資できるようになります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 含み損が出たらすぐ損切りすべきですか?
A. 相場環境や銘柄の特性によります。長期的に上昇が見込める資産なら、慌てて損切りするより戦略を見直すほうが有効な場合もあります。
Q2. ナンピン買いは危険ではありませんか?
A. 資金管理が適切であれば有効な戦略です。少額から始め、下落しても苦しくない範囲で行うことが大切です。
Q3. ソラナは長期投資に向いていますか?
A. ソラナは発行上限がないため、長期的にはインフレ通貨傾向があります。短期・中期のトレード向けと言えます。
Q4. ビットコインは今後も上昇しやすいですか?
A. 発行上限がありデフレ通貨であるため、長期的には価値が上昇しやすい構造です。ただし短期的な価格変動は大きいため注意が必要です。